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座敷牢日誌

都落ちした元SEがソフトウェアやネット関連のことを書いています

高校生に嫉妬するクソのようなエンジニア

落書き

図書室を「ストリートビュー」…高3がソフト開発 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

市場価値を生むソフトウェアを創りだせるということは、本当にすごいと思う。手放しで 賞賛するし、嫉妬する。ましてそれが高校生だっていうんだから、もう大概だ。

僕はコンピュータ関連の専門学校を出たあと、3つの会社に在籍したが、その全てが自社 でプロジェクトや製品を扱わない、いわゆるエンジニアを派遣することだけで口に糊する 会社だった。労基法に違反する派遣・雇用形態をとらされた現場は珍しくなかった。何社 もの会社に中抜きされ、手にした薄給に「俺は奴隷だし」と嘯いてみせるのがせいぜいの 十年間だった。

新しい技術への関心は今でもあるつもりだし、それを吸収する土台も強くなっていると自 負はあるし、それは確かにあると思う。

エンジニアとして、誰かにとって価値のある何かを生み出す作業と無縁であったことがと ても悲しい。本当はそんなことないとも思うが、奴隷労働の果てに作られたものを、当の 奴隷は胸を張るものなのか?十年前の僕には、僕がこれほど価値がないエンジニアになっ ているとは想像できなかった。

仕事としてソフトウェアに携わる人はどんどん増えている。そのほとんどが僕が在籍して いたような会社に入り、だいたい新しいモノなど生み出さない。だから、別に悲観するこ とでもなんでもないし、月給とりとはそういうもんだと思う。でも、三十過ぎて金も無け れば家族もいない、公私ともに価値を生み出せなかったってことは、やっぱり悲しい。大 人になりきれていないし、かといって夢だとか創造に突き進むみたいな一途さも残ってな い。

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